身近にあるのになかなか食べることの少ない大根の葉、
皆さんそのまま捨てていますか?
実は大根の葉は、栄養や効能たっぷりで妊婦さんにもオススメな食材なんですよ。
スーパーで売っている大根の中には、葉もついたまま売っているものもあります。
ぜひ大根の葉を活用して手軽に栄養を取りましょう。
大根の葉は、栄養があるだけじゃなく美味しいんですよ。
今回は、大根の葉の栄養や効能について紹介します。
目次
大根の葉に含まれる栄養や効能って?
大根の葉にはβカロチンやカルシウム、鉄分、ビタミンC、食物繊維など栄養が豊富に含まれています。
効能は、βカロチンに抗酸化作用や美肌効果があります。
カルシウムは牛乳など乳製品からばかり摂取するのではなく、
いろいろな食品から摂取する必要があります。
鉄分には貧血の予防につながります。
せっかく栄養がたっぷりある大根の葉、ぜひ食べたいですね。
どのような点が妊婦さんにもいいの?
お腹に赤ちゃんが居るときは栄養を赤ちゃんにもあげるので、
鉄分やカルシウムがたくさん必要です。
特に後期になると赤ちゃんに必要な栄養も増えるため、
しっかり栄養を摂取しましょう。体にいいものをしっかり取ってくださいね。
大根の葉の美味しい食べ方!
大根の葉って灰汁抜きが必要なの?
大根の葉には、ほかの緑黄色野菜の多くに含まれるのと同じように、
ショウ酸が含まれています。
人が食べるように改良されている野菜は、
ショウ酸も少ない傾向がありますが、
大根の葉はそのような改良がされていないため多めです。
ショウ酸は野菜が自分の体を守っている物ですが、
人が取りすぎると問題があります。
ショウ酸の取りすぎは尿路結石ができる可能性があるからです。
ですが、あく抜きをすることでショウ酸を減らすことができます。
具体的なあく抜きの方法としては、ゆでる、塩で絞り出す、油でいためるなどがあります。
その中でもショウ酸が気になるようなら一番はゆでることです。
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手軽に普段の料理に大根の葉をプラス
大根の葉を使った特別な料理を考えるのもいいですが、
普段の料理に大根の葉をプラスすることができます。
大根の葉ごはん
我が家での定番は大根の葉ごはんです。
まず洗った大根の葉を細かく切り多目に塩をまぶします。
ボウルなどに入れ手のひらでぎゅっぎゅっともみ、しばらく置いておきます。
その後両手で大根の葉を握ってギューッと水分を絞り出します。
その水分の抜けた大根の葉を炊き立てのご飯に混ぜ込めば出来上がりです。
この時に細かく切った大根を塩ゆでしたものも一緒に混ぜ込んでもおいしいですよ。
大根の葉入りの味噌汁
大根の葉はみそ汁にも合いますよ。
灰汁が気になる場合は大根の葉の混ぜご飯同様に塩もみをするか、
下ゆでをしておきましょう。
細かく切った大根の葉をしばらく水でさらしても灰汁は抜けますが、
栄養価も少し一緒に抜けてしまいまいます。
調理は簡単です、普段の味噌汁の仕上げに大根の葉を入れるだけ。
大根の葉はあまり煮ないほうが色がきれいですよ。
大根の葉のきんぴら
油でいためるのであく抜きは必要ないと思いますが、
気になる方は先にゆでておいてください。
作り方は簡単で、5㎝くらいに切った大根の葉をごぼうや、
ピーマンなどできんぴらを作るのと同じように炒めて味付けをするだけです。
最後にじゃこを入れるとカルシウムがより多く摂取できますよ。
まとめ
いかがでしたか?
普段捨てている物を使うのは気が引けるかもしれませんが、
美味しくて栄養も満点の大根の葉、ぜひ活用してくださいね。
健康だけじゃなく、お金のセーブにもつながりますね。
ショウ酸についてですが、普段食べるほうれん草にも多く入っています。
大根を買ったら、いつも葉っぱを調理して食べている我が家では、
一人も尿路結石ができたことがないので、それほど神経質になる必要はないと思いますよ。
以上、
大根の葉の栄養や効能は?妊婦さんにも超おすすめ!
でした。